ハウルの動く城
今回は一応ネタばれも相当入ってるので、「この映画見たことない。どんなお話か知りたくない。」って人は読まないほうがいいかなーて思う。
この映画は、はじめ映画館に見に行った。今日うちにとっては珍しい2回目の鑑賞。
ジブリ作品はたいてい[もう何回見たか数えられん位見てる作品]が多いから。
この映画を昔に見たときも色んな事を思ったんやろうけど、ちょっと覚えてない。
おもしろい映画だなーって思ったんやけど、難しいとも思ったな。
1回見ただけやとちょっと分かりにくい気がする。
今回は色んな事を思って、それを記録として残しときたい・後から自分で見直したいからここに記しとこうと思う。完璧な自己満足やけども。
大人になると何でも年のせいにする。
魔法でおばあさんにされてしまったソフィが時々使ういいわけは聞いてて寂しくなる。
自分もそうやな・・なんて思った。
でもあんなパワフルなおばあちゃん、どこにいる?ていう位
おばあちゃんソフィはサイコーにかっこいいじゃないか!なんてパワフル。
掃除してる姿はめっちゃ頼りになるおばあちゃんって感じ。
前向きに捉える姿勢(自分の容姿にはてんでだめだったけど)なんてほんと見習いたい。
自分に魔法をかけてきた荒地の魔女の応援をするなんてかっこよすぎる。
↑階段をのぼっていくシーン。
嫌なことされた相手にハッパをかけて応援なんてうちにはできん。
最後には杖を魔女に貸してあげてるし・・・脱帽だよまったく。
前回見たときは恋をすると若返るって事が最後のほうで分かって
「ほっほー」なーんて思ってたんやけど。
今回ハウルを見たうちなりの解釈
恋をすると若返る・ときめかないと老ける
自分を卑下(いいわけ?)するとおばあちゃんになっていく。
これは現実に当てはまるなって思った。
恋愛がいい例なのかもしらんけど、恋愛に限ったことじゃない。
何かにときめきを感じている人、夢中になる人、キラキラしている人は若く見える。
反対に何かに言い訳をして逃げている人、諦めている人、悪く捉える人は輝いてない。
実際年齢よりももっとずっと年をとっているように見える。
人の陰口やら言うてる人をこの人素敵だなーなんて思わない。
いくつになっても何かにときめきを感じなかったら年をとってしまう。
若さの秘訣はこれなんだろうね。
この作品は声がキーポイントでもあると思った。
ソフィも荒地の魔女も、マルクル(だっけ?)も声を使い分けていておもしろい。
もうちょっとしっかり見んと細かいところまでは分からんのやけど。
「ソフィの若い時の声は違う人がやったほうが良かった。」
っていう意見が多かったみたいで・・・確かにうちもはじめて見た時そう思った。
でも、同じ人がやるからこそいいんやろうなーって思う。
別人が演ったら結局はソフィとおばあちゃんソフィがまったくの別人になってしまうんじゃないかね。
城はハウルそのもの?ハウルの心?
ガラクタで出来たようなでこぼこなカタチ。あれはハウルそのものなんだろうか。
そしてハウルは、心臓(つまり心)を子どもの頃に手放してしまったから
あんなにも臆病だったのかなぁ。心は子どものまま。
だからお風呂場を掃除したソフィにあんなに怒ったり、部屋を魔よけグッズで埋め尽くすほどの臆病だったり。。。
あれ?うちにそっくり。
自分の部屋とかを親にちょっとでも片付けられたりしたらよく怒ってたなぁ。
自分がこうって思ってるものを勝手に動かされるのが嫌やった。なんて子どもや。
うーん。見れば見るほど奥が深いのかもしらん。
DVD買おうと思ったよ。
正直、夜中に見たわけでもないのに戦争のシーンとか変な追っ手がうようよしてるシーンは怖かった。怖さが音楽と絵で表現されるなんてすごいわ。
あーよく書いた。
何度も書いているけども、レビューとかであんまし作品の内容に触れたくないんよな。
まっさらな気持ちで映画やら本やらを楽しんでほしいと思うから。
でも今回は色んな発見(自分の中で)が多すぎて思わず書いてしまった。
まぁ次にハウルを見たときは、又違うことを思うんやろうし
そういう意味では毎回違う作品を見ていると思ってもいいのかもしらん。
あー映画やら本やらが又楽しくなってきたわ、ほんま。
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